環境省「
被災ペット対策の状況」
•警戒区域からのペットの保護、回収活動について、
5月10日からの住民の一時立入りと連動して、
環境省及び福島県が全面的に協力し、
緊急災害時動物救援本部の協力を得て合同で実施。
保護、回収したペットは福島県の収容施設に収容。
5月10日 川内村にて事前巡回調査を実施。
5月11日 川内村にてペットを回収
5月12日 川内村及び葛尾村において、住民への事前説明及び聞き取り
5月13日 川内村及び葛尾村にてペットを回収
•これから警戒区域内への住民の一時立入りを実施する7市町長あてに、
ペットの保護回収にかかる協力依頼の文書を発出(5 月13 日)
•都道府県・政令市・中核市及び日本獣医師会に対し、
警戒区域への住民の一時立入りに伴い実施するペットの保護活動にかかる
人材確保への協力依頼の文書を発出(5 月13 日)
と書かれています。
警戒区域内の登録犬は、5700匹。
登録していない犬の頭数を足すとそれ以上となります。
各市町村長は、頑なに民間保護団体入りを拒否していると聞きました。
果たして、緊急災害時動物救援本部だけで、レスキューできるのでしょうか?
UKC JAPANさんが、飯館村に関しては、保護許可が出たようですが
一任されたUKCさんは、大変な今後を迎えると思います。
一つの団体でどうにかできる数ではないとも思いますし…
思いを同じにしている皆で協力し合って、救出→保護をすればいいのに…
結果、動物たちを救えれば、いいのに…。
保護団体の前に、民間とつけられたことに

ムッとしました。
20㎞圏内に残されてしまった犬猫においては、
飼い主からの要請がある場合のみの救出らしいが、これも人道的結論ではないと思う。
一匹残さずに、救済すべきだと、声を大にして言いたい!
相双保健所、南相馬市の警察の方も言ってましたが
「ボランティアさんか誰かが勝手に連れて行って、飼い主が探している方が多い。
ので困っている。届けをしていますか?」と。
恐らく、そういった飼い主側の言葉を受けての、市町村長の判断なのだと推測しますが
現状を知るものとして、一言。
「勝手に連れ帰った」この言葉は、適切ではありません。私たちも民間団体です。法人ではありません。
ですが、活動をしているものとして、
飼い主様の立場になっての保護活動をしているつもりです。
フードを置いている。水もある。
そういったお宅の犬猫の保護は致しておりません。
飼い主が帰宅し、フードを与えている。
そういった飼い主様の飼い犬猫たちは、命を落とす危険がないからです。
ですが、現実は、そうではない家が殆どです。
3月26日。
私たちが20㎞圏内に足を踏み入れた日です。
フードはなく、水もない中・・・
犬たちは、飢え、既に痩せ細っておりました。
飢えによる喧嘩もいじめも現実に起こっていました。
皮膚病の犬や猫も多数おりました。
未だ、雪のある寒い日々…
餌を求めてでしょう。道路端にて、丸くなって…
息絶えていた犬たちも多数いました。
放された犬であり、お腹を空かし、やせ細った犬を見て、
保護するのが人道的考えの救済ではないでしょうか?
餌をあげにも行くこともできずにいる被災者の飼い主の心を思えばこそ
政府の決定の犠牲となった動物たちを救いたい一心で…
フードを与え、水を飲ませ、命を繋ぐ努力もしました。
警戒心の強い犬猫を無理やり保護することもしませんでした。
少しずつ心開いてくれる必要があるのを知っています。
その為に、毎週という日時をかけたのです。
追い込む結果、今いる場所を追いやることになるので、無理をせずに、保護してきました。
捕獲器を使用しての保護を試みたのも、封鎖直前です。
救いたい。
その一心で、さまざまな方向性を考慮して、注意深く行動したつもりです。
状況、健康状態などを考え、保護可能頭数のみを随時、連れ帰りました。
連れ帰った自己責任として、全ての犬猫を病院へ搬送し、
治療をし、一時預かり宅にて預かっているのです。
で・・・勝手に、連れ帰った。=民間団体と、なるのでしょうか?凹

法人なら、○で、民間はXなのでしょうか?
当会は、民間の任意団体です。
名古屋市の行政とも協働し、補助金を受けての活動も日頃からやっています。
何だか・・・この発言に、傷つきました。凹
後、もう一つ、納得行かないことがありました。
公益社団法人 日本愛玩動物協会が、
動物ボランティア募集をしておりますが、
民間団体が応募するには、金銭的負担を考えると応募も出来ないシステム。
要請があれば、宮城?仙台まで行くことなど、体力的に無理です。
結局、貯金を解約し、ブログで支援金を呼びかけ・・・
独自で救済活動をスタートするしかなかったのが、当会の現状です。
名古屋から福島までの経費のほか、200㎏~300㎏のフードを購入。
現地で、治療の必要のある犬猫もいます。
飼い主が病院に連れて行けば、1日1万円までは獣医師会との連結で無料ですが
私たちが連れて行くと、当たりまえの治療費がかかるのです。
義捐金を振り込んでいただいた皆様に、ただただ…感謝の活動です。
皆様の思いを受けて、懸命の救出活動をしたつもりです。
そんな折に…
義援金配分申請の受付開始の情報を聞き、申請を試みました。
が・・・
「常日頃から、当会と関連性のない任意団体においては、受付が不可」との回答。
災害緊急本部なのに???日頃から、関係のある。とは、法人ということでしょう。
そのほかの条件として、
行政が実地主体に参画。
行政と連携。
本部構成団体と連携。が条件だとの事。
この条件を知る以前から、
名古屋市愛護センターに、連携での活動を所長に要請にも行きましたが、却下されています。
名古屋市も旗をふってはくれませんでした。
動く気のない行政を背景に抱えている任意団体は、多数あると思います。
なす術もなく、それでも、救出してあげたいという思いから、現地入りを。
何度も義捐金をお願いするのも申し訳なく思いながら、
支援者も同じ思いだと…の言葉に、協力に、感謝し、活動を続けてきました。
なのに…申請も出来ないとは?
何だか…
私たちは、災害対策本部からも認められず…
市町村長からも、認められず。
勝手に連れ帰っている。だけ???なのだろうか?と…傷つきもします。
今回の被災地への救出活動は、緊急災害時動物救済本部が旗を揚げ
救出活動をするのが本来の救出本部の姿。
福島の20㎞圏内の動物たちの救出活動を始めてくれなかったのは
どちらサン?でしょうか?
20㎞圏内の動物救済の要望を何度も電話でしたが、全く動いてくれなかった
東日本大震災 緊急災害時動物救済本部。
救出活動のために、懸命に動いてくれている個人や任意団体へも
義捐金を配給すべきだと思うのは、私だけなのでしょうか?
納得いかないと抗議のメールをしましたが、相変わらず…
返信はありません。
長い間、実質的な支援としては、フード配給のみしかせずに、
各団体からや支援者からの苦情が多く入ったことも知っています。
ですが、福島の救出にも、被災から、2ヶ月を経って!?とは思いますが、
やっと、始めてくれました。
緊急災害時動物救済本部に、今後の救出を任せればいいのかも…知れない。
けど…果たして、緊急災害時動物救済本部のみで救出は可能なのでしょうか?
早々に、近隣に、被災動物の為の仮シェルター設置し、
ボランティア団体を募り、早々の救出を望みます。
まずは、20㎞圏内にいる動物たち全頭の救出を、緊急災害時動物救済本部に望みます。
市町村長さんや、本部から、認めてもらえない
任意団体や個人活動家たちの思いを知るのは、支援者と仲間たち。
そして、救い出された動物たちなのでしょう。
救出活動をしている沢山の団体の中から、
当会へ義捐金や支援金を振り込んで頂いた方々に、改めて、感謝の気持ちでいっぱいです。
たくさんの方に知っていただきたいので、それぞれ一回クリックをよろしくお願いします!


里親募集強化の為、地域猫から猫ボランティア・保護活動へ一時移動いたします
スポンサーサイト