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被災猫たちの近況報告

2011/11/18 福島にて救出保護した「あい」♀ 

2012/11/20 しろくま動物病院にてガンの摘出手術を致しました。
一度目は、頭にこぶが出来て膿をとる手術。
そして、今回右耳が黒くなっている部分、扁平上皮癌でした。
2度目の手術。そして入院生活凹
放射線の影響なのでしょうか?…可哀想でなりません。

手術前
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手術後
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病院で食事を取らず、わずか3日間の入院生活。
退院後、4日に一度の通院中。
退院後、食事はするようになり、帰宅して落ち着いたようで、甘えてくる余裕も出てきた。
添い寝し、耳周辺を消毒したり、ブラシをすることしか出来ない凹

リンパ腫を煩っている被災猫もいる。凹
20km圏内から救出されたのに…病気になってしまって凹
病気の猫を抱えると…マイナス思考になり、実に落ち込み、何も手につかなくなる私
ガンという病気を前に…
どうすることも出来ない気持ちを抱え、実に重く苦しい日々を過ごすこの頃。

同じ病気になった猫を看護した経験のある方がいましたら
サプリメントやケアについて、教えていただけると幸いです。。


名古屋に連れ帰ったのは、60匹
被災地で、捕獲保護した頭数は、100匹を超え、一時預かり協力者宅へ。

我が家から、そして、それぞれの一時預かり宅から、里親様宅へ行った猫たち。
現在、里親のいない子は我が家にいる猫たちだけです。
私にしか見取られず、飼い主さんと会うことなく亡くなった猫もいます。

現在、我が家にて保護しているのは、
あい、グー、ブルゥ、大ちゃん、桜子、ゆっこ、ミケ、くろすけ、むっこ、あさみ、ビビアン、ちょび
の12匹になりました。

我が家の被災保護猫たち
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戦った後なのか?顔傷が酷かったグー♂
当初は、喧嘩っ早く、目の離せない子だったが、
現在は、手のかからない可愛いおとなしい猫となった。
耳の疾患治療のため、未だに時々の通院は欠かせず。
週に一度の耳掃除の日には、噛み付きに注意しなければならない。笑

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ブルーの瞳を持つ、ブルゥ♂
巨体を誇り、他の猫の2倍の食欲を持つ。笑

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桜子♀
とても苦労して捕獲した猫です。
小さいこの姉妹が気になり、毎週えさを置きに通い、数ヶ月かかって捕まえました。
怯えて…怯えて、暮らすこの姉妹の様子を思い出すたびに、今も泣けてきます。

姉妹猫の椛ちゃんは里親に行き、飼い主さんから可愛がっていただいています。
苦労をして捕獲保護した分、時々、この子を救出保護した場所が恋しくなります。
何度も通った素晴らしい環境のあの地の…復興の日を願わずにいられません。

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チョビ♂
飼い主は見つかったものの…その後、連絡が途絶えてしまいました。
大人しく、賢い猫なので、里親に縁を。と思いますが、どうして良いものか?迷ってます。

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手前・大ちゃん♂ ゆっこ♀
大ちゃんもリンパ腫を煩っていて、足が萎縮してます。
サプリメントを飲ませているせいか?悪化は見られず、食欲もあります。
警戒心が強く、なかなか甘えてくれなかったけど、今は、頭をこすり付けてくるほど

ゆっこ♀は、白血病キャリアだが、症状も出ずに過ごせてます。
全く触れない、手を出してくる猫だったのですが
今は、食事のときだけは!甘え、触らせ、食事をしながらブラシをさせてくれます。笑

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ミケ♀
未だに怒っているミケちゃん
風邪を引いているので、ご飯に薬を混ぜて飲ませてますが
家の中に捕獲器を仕掛けなければ、捕まらない程の猫。
食事をしているから、熱は無いと思うけど、鼻水が鼻の下に固まっている
明日、捕獲網を借りて捕獲して、夕方には病院に行く予定。

尚、あい♀の手術費用は、しろくま動物病院の先生の善意で、原価価格?で行っていただきました。
安井先生とは、7年間のお付き合いをさせていただいていますが、
飼い主のいない猫への不妊手術の他、多くの被災保護猫たちを助けてもらっています。
一番身近な、私たちの活動の支援者であり、理解者だと思っており、足を向けては眠れません。

被災保護猫への引き続きのご支援をお願い致します
法人の方で、動物救済本部より義捐金150万円を今回いただきましたが、
シェルター建設設備費用支出と、治療費赤字清算で消えています。

12月、被災保護猫の健康な猫から、順に愛知・地域ねこ応援団所有のシェルターへ引越し致します。
今後も、維持管理費用(フード、トイレ砂、治療費)は、当会が負担しますが、
猫のお世話は、愛知・地域ねこ応援団会員に引き継がれます。もちろん、私も世話に通います。

大人猫だし、里親募集をしても一件の問い合わせも無く…
疾患を持つ猫たちも多くいますので、譲渡はあきらめてもいます。

慣れてきてくれてますし、我が家にて保護してあげたい気持ちはありますが、
維持管理と治療費捻出は、大変です。
シェルターに移動し、人慣れした猫たちから新しい家族へとお願いしたいと思っています。
正直、引越しの日をなかなか決めれないのは…淋しいからなのかも知れません。

保護猫たちの維持管理費用は、保護している個人の支出となっており、
みなさまからの支援金を使わせていただき、今日まで、十分な治療をしてあげることは出来ています。
ですが、あい♀の他にもガンを患っている被災保護猫・3匹を抱え(一匹は、9月死去)
2011年7月以降、義捐金も少なくなり、この一年間の維持管理費の個人支出は、
100万を超えております。
被災保護猫の治療費が嵩み、生活費を削って治療している現状で、経済崩壊にならないように
来月から休職していた仕事を開始します。

飼育崩壊にならないように…この一年間、私自身、努力をしていますが、
食べていくのがやっとの身の上。お恥ずかしい話ですが、治療費捻出に困っている次第です。
引き続きの支援&被災猫たちへの治療費支援をよろしくお願い致します。



当会の不妊手術の一部は、
公益財団法人どうぶつ基金様のみみ先カット猫無料不妊手術事業で行っています。

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