
経済破綻によって、満足にご飯を食べれていない猫たちがいます。
家庭で不要になったフードなどありましたら、猫たちにご支援いただけないでしょうか。
協力いただける方は、メールフォームより、送り先住所の問い合わせをお願い致します。
19才の女の子から、
「12才の頃、2匹の猫を拾ってきて飼ったが、現在50匹にもなり、
経済的にも大変な状況であるが、少しずつ不妊手術をしたい。」という相談メールがあった。
私は、こういう経済崩壊の相談を受けたことは、過去無かったし、
飼い主のいる飼育猫の救済など、する余裕も無かった。
だが、話を聞くと、未成年のこのお嬢さんに罪は無いように思い、
愛知・地域ねこ応援団譲渡をすれば、どうにか解決できるのではないかと考え
会員たちにメーリングで、その旨を伝え、異議なしということで
愛知・地域ねこ応援団 & Cat paw clubとで、サポートすることにした。
まず
①出来ることを飼い主として実行する気があるかを確認したい
②未成年者なので、親御さんと話をしたい
ということを伝え、お会いすることに。
私が聞いた質問として
①母親に、なぜ?不妊手術をしなかったのか?を問うた。→沈黙
最初の2匹を不妊手術していれば、今の苦労はないと伝え
今回の経済的な崩壊に近い状況の飼育に至った原因は、両親にあることを伝えた。
②親の責務として、飼育者として、今後どのようなことが出来るか?→病院への搬送協力
本来、飼い主としてしなければならないことは、伝えなかった。
分かっているが、出来ない経済状況なのだから…言っても仕方ない。
母親は、返す言葉が無いように、申し訳なさそうにしていた。
お嬢さんは泣いていた。
親子共に、分かっているが、どうにも出来ない経済状況だ。
とこちらに伝わってきた。
②不妊手術実行の意思確認
親子の話としては
現在、数匹の手術を済ませているが、手術費用が高くてなかなか進まない。
両親は、生活にいっぱいで、猫への手術費用が出せない。
娘は、バイトをして猫を飼育しているが、餌も足りていないと思うし
月に1匹手術出来るくらいの収入しかない。
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飼い猫への不妊手術費用などの支援は不可能だけど、解決する方法はある。
本来、飼い猫には協力価格は適応しない。
協力病院に、今回の猫たちの支援として、飼い主のいない猫価格での手術を依頼してみるが
協力いただいた場合、月に1匹ずつでも自分たちのお金で不妊手術が出来るか?どうか?
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今は、前のバイトが終わったばかりで、今月は無理だけど。次のバイトがもうすぐ始めるので
月に2万円位なら出せると思うので、2匹ずつでもやって行きたい。
③里親に出すかどうかの意思確認
愛知・地域ねこ応援団の譲渡誓約書と譲渡の流れを説明。
飼い猫の所有権を放棄し、
この譲渡の方法での譲渡をすることへの承諾をいただければ、
飼い主のいない猫として、格安にて手術が可能なことを伝えた。
このまま全頭を飼育するか?人なれした健康な猫を里子に出すか?
考えて、気持ちを聞かせて欲しい。
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里親には出せる猫はいるが、ウィルス検査もしていないし、トイレの躾も出来ていない。
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里親に出していいのなら、こちらで数匹ずつ預かり検査し、躾も可能です。
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「宜しくお願いします」
④飼育放棄すれば、所有権は私たちに移り、私たちの資金と責務で活動は可能だが
自分たちでも自宅から、里親に出して欲しい。
愛知・地域ねこ応援団の譲渡会に参加するには、会員入会が規則としてある。
入会金は、後払いで良いが、入会の意思はあるか?どうかの確認。
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自分たちでどうすることも出来ないので、入会したいサポートして欲しい。
これを機に、色々学びたいです。と承諾。
⑤お嬢さんに、
大人たちに不妊手術の徹底の大切さを、
貴方の経験から、社会に伝える活動をして欲しいと最後に要望した。
私たち以上に、猫を飼う大変さや責務が伴うと言うことを経験しているのでは?
子供の貴方には分からなかったことが、今は見えているはずだし、分かっているはず
貴方にしかできない。ことだと思う。から…
社会に発することで、言葉にすることで、二度と同じことを繰り返さない大人へと成長して欲しい。
以上の話し合いを終えて、
不妊手術の費用が出来たら連絡をするようにお願いし、次の相談者との面談場所へ向かった。
応援クリック宜しくお願いします。
