
6日、20時少し前に、出発。

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翌日、7日の4時少し過ぎに到着し、仮眠を

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9時に、要請のあった飼い主様と待ち合わせをし、
20㎞圏内の保護要請をしに、相双保健所へ。飼い主様と一緒に向かいました。
「朝6時半にサイレンで津島センターへ集合し、2、3日と言う事での突然

の避難勧告。
すぐに帰れると思ったのに…ずっと、帰れず、
救いに行きたいといったら、危険だと言われて、ボランティアさんに要請するしかなかった。
せめて、一ヶ月前とかに、勧告をしてくれていたら…こんなことにはならなかったです。」
涙ながらに訴える飼い主様の言葉に…胸が詰まる思いでした。
「今度行われる一時帰宅も、数時間だと聞いていますし。
猫だから…そんな短時間で見つからないかも知れない」
飼い主様の不安は、当然の不安だと思います。
「どうにか、早々に

圏内への立ち入りを許可してくれないか」と要請しましたが…
政府が決めたことだから…との回答でした。
権限は、地元の役場のほうにあると聞きましたが…と質問すると、
「私たちも、飼い主さんからの要請を県に伝え、国に伝えてもらっている」とも仰っていました。
「許可は、下りていない現状だ」との回答でした。凹
「私たちボランティアは、20㎞圏内の動物たちを諦めていません。
動物愛護法において、行政が被災者の財産である動物を救う義務があると思います。
諦めずに、続けての要請をお願いいたします。」と伝え、
計画避難区域の犬猫一時預かりプロジェクトポスターを渡して、保健所を後に。
いつもの、頓珍漢なことを言う主査ではなく、課長さんと面談することが出来たので
少しは、進展に繋がるといいのですが…。
翌日の日曜日も警察署、避難所を訪問し、
計画避難区域の犬猫一時預かりプロジェクトポスターを掲示していただきました。
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保健所の後、10時から
ありこさん&
あっこさんたちの活動サポート班として、15時頃まで参加。

全国から、沢山の方が集合

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沢山の犬&猫たちのほかに、蛇

プレリードック


アヒル


私は、プレリードックを1匹、引き受け。


(帰宅後、ASAさんが調べてくれ、プレーリードック?は、リス科のリチャードソンジリスと判明。
ネズミかと思い、恐々でしたが

なかなか愛らしい子で気に入っています。)
犬も猫も、沢山保護しました。




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ぐったりしていた犬、怪我をしていた犬を近所の動物病院へ搬送し、応急処置をしていただき
ありこさん要請の一時預かりさんへ、お渡し。
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夕方以降は、当会の救出に参加いただいた
阿部さん、竹内さん、井上くん。私と、岐阜から参加のASAさんの、2台に分かれて稼動開始。
夕食は、コンビニのおにぎりやパンを車の中で。
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夕日の中、検問を横目に、車を走らせると、
ライトに照らされる犬猫たちを確認することが出来ます。
生きているよ

ここにいるよ

命の光に救われる思いです。
猫の姿を確認した地点に、頭数より、多い数のトラップを仕掛けます。
田舎道…真っ暗な闇夜に、星がとてもきれいな夜でした。
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途中、1時間ほど仮眠しましたが、
少し小雨がぱらついたので、2時くらいから、捕獲器を回収しに。
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徘徊犬3匹。
内、一匹は、名古屋市へ。現在、入院中。
仲良く道路に寝ていた2匹は、日本アニマルトラストさんへ
竹内さんが、翌日、搬送して下さいました。
猫は、6匹
トラップに入っていました。今後、20㎞~30㎞の救出活動ですが、
日頃の行いが悪いのか?(笑)市内、一時預かり先も不足しており、
今回の救出猫を入れると、我が家は、保護猫25匹と・・・極限状態

3月末から、小高地区と浪江町に入り、動物たちがどういう状況にいるのかを知っている私は…
20㎞圏内で、少しずつ仲良くなって来た犬猫たちを救出せずにはいられない思いで、今に至ります。
現在も…どういう状況下でも諦め切れませんし、諦めるつもりもありません。
犬の飼い主様も、尋ね尋ねて、数名はわかっています。
一時預かりの際に、サポートを約束し、飼い主様に要請しました。
必ずや救出すると、犬たちと約束しています。
ですが…
20㎞~30圏内の福島での稼動は…無理です。
受け皿がなければ、救出も、諦めざるおえません。
1ヶ月の猶予のある飯館村の要請地区には回らず、今回はポスター配布のみとしました。
20㎞圏内の犬猫に心を残したままの私です。
20㎞~30㎞圏内の犬猫たちなら、これまで自宅にいたから…体力もあり、綺麗でしょうし、
里親様への縁も繋げやすいかと、思いますが…
ギリギリの場所や20km圏内で、生き抜いた勇士の犬猫たちに、
保護場所と、義捐金を使おう。と、以前から、そこまでは、やり抜こうと。決めていたからです。
資金面を考えても…
多くの犬猫たちは、衰弱しており、フィラリア予防をしていない為、プラスの子が多くいます。
猫も、脱水状態にいる猫が多く、補液やインターキャットなどが必要です。
また、9割は不妊手術をしていない犬猫たち凹
我が家にて保護している猫たちにかかる今後の治療費を考えると…無理だ。と判断しています。
器いっぱいになった今…現地での活動から手を引く。それもありだと思うのです。
支援者や協力者の皆様、読者の皆様と共に…
私たちは、この50日間。限界まで…本当に、良く頑張ったと思っています。
威嚇あり、耳ダニ、ヤマダニ、シャンプーが必ず必要な

汚い猫たちですが
里親にいけるのか?と思うほど、不細工な子達ですが…
彼らは、私にとっては、強靭な心と肉体を持った、命そのもの…であり、ヒーローなのです。
保護した後が、どんなに大変でも…からだに無理をしても…助けたい状況下にいるのです。
後、数匹を残してきています。
彼らは、山道に逃げ込み、飼い主さんも不明な犬猫たちばかりです。
だけど…もしかしたら、飼い主様も探している子達かもしれません。

真夜中に、コンビニの明かりの下で、
猫たちのトイレシート交換をし、犬たちを散歩させ、食事をさせて・・・
早めに帰宅予定の車と、用事を残す私たち。荷物をわけ、車の中の整理とごみ捨てなどの作業を。
終えた頃には、

朝日が昇り始めていました

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井上くん、京都から参加の阿部さんと竹内さんの3人が、一足先に帰路に。
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一睡も出来ずに、犬と散歩をしながら、時間をつぶし…
翌朝、避難所の朝食前に、
私たちが一ヶ月間、餌を配給し、命をつないでいる2頭の犬の飼い主さんに会いに行きました。
犬猫一時預かりプロジェクトポスターを避難所にも掲示をお願いしましたが、
飼い主の方に見せ、「保護して、ボランティアさんに要請をして欲しい」と伝えたのです。
この飼い主さん…当初から、捕まらない犬だったので、一緒に保護しに行ってくれと依頼しても
「リードに繋いだ事がないから、駄目だ」とか「寄って来ない」と、同行を拒否し続けていました。
20㎞圏内に立ち入れない今…凹
私に言わせれば…けしからん

飼い主です。
30分ほど、懸命に口説き…どうにか、「そうする」という返事をいただきましたが…
信じてもいいのか?と、いう不安もあります。
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その後、警察にもポスター掲示を要請。
ボランティアが助けたいから、掲示を依頼に来た位にしか考えていない軽い対応に、
カッチ

と、スイッチが入ってしまい(笑)私の熱い演説が始まってしまいました。

飼い犬を放す行為は、本来は遺棄になる。動物愛護法において~
あなた方は国家公務員でしょうけど、政府が、行政が~と、話し始めた頃には
7人ほどの警察官が集まり、私を見ていたのです。

我に返って、まっ!!そういう主旨で
ボランティアの方々が組んだプロジェクトですので…と括り、警察を後に。
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保護した猫の中に、耳が潰れ、
おたふく風邪のように腫れた頬で、体中傷だらけの猫がいました。
目からは膿が出ていて…一刻も早く、治療を受けねばならない様子でしたので。
翌日、東京でのデモ行進参加を諦め、スクリーニングを受け、南相馬市の獣医さんに


目は、眼科専門の病院を進められました。まずは、目薬ときれいなガーゼでふき取ることのことでした。
耳は、耳ダニと外傷で潰れていて、
噛まれたのか?突かれたのか?わからないですが、外傷ですとのこと。
からだの傷は、ヤマダニから、噛まれて、血が

山の中を彷徨っていたので、覚悟していましたが、ダニの集団は、やっぱり怖いですね


帰宅後、ケージの中で、ゆっくり過ごしています。


20㎞圏内の犬猫が心配で…
澄んだ夜空の星が…あの子たちにも、見えているかな~?と、残している犬猫を案じながら…
山の中を彷徨っていたこの子達を救えたので、良かったと思いました。
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相双保健所にて、犬猫と人間共々、スクリーニングを受け


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南相馬市を出発

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夜7時半に、名古屋市内へ到着。
ご自分の車だからと、ずっと運転してくださったASAさんに感謝

私は、助手席で、今回は、ずっと~転寝状態でした。

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すぐに、病院へ

直行。
フロントライン、パルボチャック、ウィルス検査をお願いし、
人なれしている1匹を、ASA さんが一時預かりします。と連れ帰ってくれました。

道路を横切ったこの子を呼び止め、返事をしてくれたと喜んでいたASAさん
人なっつこい猫ですので、飼い猫かもしれませんね。
残りの猫は、病院へ一泊

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9時少し前に、自宅へ到着し、犬猫の世話を済ませて…
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23時に、リチャードソンジリスの餌やケージを買いに、ドンキホーテへ

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両手でご飯を食べる姿に、見とれ

寝床の綿を買ったので、与えてみたら、寝床を器用に作るではありませんか

かなり、可愛いしぐさに見とれ

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気づけば

3時に


長い、長い2日間が終わりました。

猫たちは、本日3匹が不妊手術を終え、5匹共に、我が家に入れました。




黒猫だけは、飼い猫なのか?餌やりさんから可愛がられていたのか?触れます。
他の3匹は、激しい猫パンチありの気合が入った猫たちです。
犬3匹と猫6匹の保護が、7日から8日にかけての保護頭数。
7日の昼間は、要請頭数が多くて、覚えていません

30匹はいたかと思います。
活動をご一緒した皆さん、本当にご苦労様でした。
また、ご一緒いたしましょう
Cat paw club命のリレー隊義捐金のお願い。後、一度だけ

2週間以内に、もう一度だけ…福島に行きたいと思っています。
読者の方にお願いいたします。
一人、1000円の寄付で、100人の方がご協力いただければ…と。願っています。
必ず

多くの命を助けてきますことをお約束いたします。
どうか…もう一度だけ
私たちを被災地に送っていただければと思います
三菱東京UFJ銀行
植田出張所支店
普通口座 3803327
口座名義人 キャットパウクラブCat paw clubの支援金と区別するために
被災地の犬猫救出支援とのご連絡をお願いいたします
または、振込み名の箇所に、お名前→ギエンキンと後方にご記入いただければと思います。
逆にしますと、お名前が通帳に記載されませんので、ご注意をお願いいたします。
たくさんの方に知っていただきたいので、それぞれ一回クリックをよろしくお願いします!


里親募集強化の為、地域猫から猫ボランティア・保護活動へ一時移動いたします