読売新聞中日新聞速報が報道され、極度の疲労の中、こなした取材がニュースに流れた。
伝えて欲しい部分ではなく…

虐待の可能性があるから告発した団体とだけしか
受け取ってもらえないのではないか?と言う思いもした。
過去、書けなかった事実を
少しずつ公開してもいい時期だと思うので…

出来れば取材予定の方に、事前に読んでもらい、取材時間を短縮させたい。
昨年の8月、KAに2匹の猫を譲渡し、「エイズになったから保健所に引き渡した。ごめんなさい」
と言うメールを最後に連絡が途絶え、猫の安否を心配した知人の相談メールが事の発端だった。
知人が知りえたKAの言葉の嘘。情報を聞いたときには、もしかしたら?と言う不安はあったが、
彼女のKA宅の訪問は、夜の訪問と言うこともあり(家庭持ちの私)初回は断った。
別の知人と訪問したらしく、その日は(9月末)留守だったとのことだった。
日々迫る不安が消えない知人から、再度の自宅同行依頼を受けて、
彼女の切羽詰った思いに、不安感を覚え出向いたのが、昨年の10月1日の19時頃
二人で、KA宅を訪問、留守だった。
彼女の携帯には、出ないと言うことで、私の携帯から電話を入れた。
出た

KAは、柔らかな口調だったし、冷静な口調だった。
私も、当初は不安感だけだったので、疑いもなく猫の安否を聞いた。
猫の生態を知る私には、すぐに嘘だと分かったし、
平気で嘘をつく人間性と、電話でのKAの妙な落ち着きが私をイラつかせた。
20分ほど話したと思う。
どの瞬間にそう感じたのかも、今は覚えていないが…
嘘は、どこから出てくるのかを考えた瞬間、虐待していると感じた私は、
猫の安否も確認していないのに

瞬間的に「あんた!殺ったでしょう!」と言ってしまったのだ

安否を確認してからにすれば良かった

数日間後悔もしたが、猫たちは既にいなかったことは後日明らかになった。
当日、隣にいた知人は、その言葉に驚き、「そんなこと言っていいの?」と身を引いてもいた。
どうしてか分からない?瞬間的に、そうだと確信してしまったのだ

知人は、見ず知らずの人にそんな失礼なことを言った私に

ただただ驚いていた。
彼女に、「絶対だ」と確信を持って言った自分にも驚くが、そう感じたのだから仕方ない。
交番へ行き、不安な相手なので、部屋に行く同行を警察官に依頼した。
私がKAにあんなことを言ったのだから…会ってくれるわけはないだろうが

警察官が一緒なら。とも思った。
思えば、この電話でのKAとの会話がなければ、交番に行くこともなかったと思う。
そして、近隣で猫たちの死骸があったと言う情報をその場で聞いた

結局、警察官と、彼の部屋に行ったが留守で、その後、かなり待ったが、KAは帰らなかった。
導かれるように…遭遇したKAと言う人間。
交番で聞いた猫の死骸の話を聞き、知人の猫の安否の不安がいっそう高まった

未だに、警察署は猫の死骸の写真の公開をしてくれていない。
譲渡された猫たちを保護していた方々に、
警察官が撮影した猫の死骸の写真を見せてもらう訳には行かないのか?
そう依頼もしたが、却下された。
この日のことを振り返るたびに…
空の上の猫たちが、私たちを警察へと導いたのかもしれない。と思い、泣けてくる。
その夜、
TENMADETODOKEの代表に相談し、対応策の指示をいただいた。
一晩のうちに、当会に寄せられた情報を元に、知っている活動者へ警告のメールをし
里親募集サイトにも警告を依頼した。
まずは、二度と!!KAに猫を譲渡してはならないことを警告する、それしかないと思った。
KAの里親希望の問い合わせは、連日続いていた。
警告が広まったことで、当会へ連日情報は流れてきて、KAの言動は把握もしていた。
彼の異常なまでの猫を求める行動に恐怖心を感じながら…
この事件にどう取り組もうか

と思案していた私ではいたが、答えは出ないままだった。
里親募集サイトに関わる個人活動者の人たちからの問い合わせに、日夜翻弄もされていた

私は、当事者ではない。何で?私がここまでしなければならないのか?
連日、会の活動をこなしながら、夜は各方面からの問い合わせに、指導を入れながら対応し
忙しさと疲れが重なり、プライベートの事もあって、疲労が極限になり数日寝込んだ凹
救いを待っている活動エリアの猫たちが、私には優先だったし
KAの異常な問い合わせに対する対応相談の件から、逃れたい思いにもなっていた。
けれど…そんな私の思いとは逆に
KAの猫を求めようとする問い合わせを回避するためには、
譲渡させなければ!回避出来るという考えでは、済まされない状況に

恐怖心に、追い込まれていた

活動者も多くいたと思う。
そんなある日、当会のブログへの書き込みで、2匹の生還猫の情報が飛び込んできた。
折りしも、代表の要請で、南警察署と保健所の職員の協力を得て、KA宅に訪問し
猫がいるかいないかの確認をしてもらった翌日の事。
戻って来た猫たちに虐待の可能性がある症状があった事を伝えた。
その事を伝えた翌日
TENMADETODOKE代表から連絡が入り、「やろう」「一緒にやろう」そう言ってくれた。
その言葉に、導かれるように…私は告発を決めていた。
この人となら…迎え撃てると思ってた。
資金面においての問題が残った。
Cat paw clubの資金は、地域猫活動のためでもあり、使えなかった。
TNRしなければならない猫が多く、余裕のある会でもない

当初は、各自が自費で動いていたが…当事者ではない私たちが自費のみで出来る事ではない

被害者や当会の支援者にも協力を仰いだ。
弁護士の方々もボランティア精神で取り組んでいただいているが
金銭面での苦労は、未だに続いている

(この場を借りて申し訳ありませんが、
皆様からのご協力をお願いいたします。)
弁護士の依頼は
TENMADETODOKE代表の力を借り、ベストメンバーの弁護士依頼が実現した。
当会のeicaさんが文書作成や時系列も作成してくれた。
沢山の関係者のお陰で、数々の過程を経て、やっと!!!告発状が仕上がった。
3月8日の刑事告訴提出にまで、やっと

の思いでこぎつけたのです。
なぜ?告発をしたのか?
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何人もの、報道の方から聞かれました。
一言で説明できる単純な答えは、私には出てこなかった。
猫たちの最期を思えば、KAは許せない。
けど、私は…それだけの思いで、決めたのでもない。
様々な思いがありすぎて、断片的に聞かれても…なかなか上手く言葉に出来ない私ですが
後、2件の取材を控えています
名古屋 「ネコ詐取事件 被害者支援の会」にも、
事務局の面々が各自記載していますので、あわせて一読いただければと思います。
補足ですが、

今回の被害猫には、Cat paw clubから譲渡された猫は一匹もいません。

支援者の皆様へ
業務が滞って、収支報告の発送が送れて申し訳ありません

会の支援だけではなく、「ネコ詐取事件 被害者支援の会」口座にも
支援をいただきましてありがとうございます。

連日の取材は、まだまだ終わっておらず

限界に近い体調でありますが、皆様のお気持ちが私の力となっています。
心からの感謝を申し上げます。今後とも宜しくお願いいたします。
最後に…

助けてあげられなかった子達に…
同じ思いをさせないように、頑張るからね…と言う思いを込めた
TENMADETODOKEの代表から聞いた名前の由来の気持ちをお借りして…
助けてあげれずに、ごめんね…
もう二度と同じ事がおきないように…頑張るからねと言う私たちの約束

君たちのいる…天までとどけ!!
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里親募集強化の為、地域猫から猫ボランティア・保護活動へ一時移動いたします。